Interior Note[フランス発]お部屋づくりに役立つ記事

インテリア・雑貨
2018.10.12

パリジェンヌのアパルトマンを訪れる気分を味わえるコンセプトストア「メゾン・サラ・ラヴォワンヌ」

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    【プロフィール 】

    ポーランドの貴族出身で、フランス版「VOGUE」のディレクターを長年務めた父とインテリアデザイナーの母を持ち、自身も2002年にインテリアデザイン事務所を設立したサラ・ラヴォワンヌ。コンテンポラリーながら、ナチュラルでぬくもりの感じられるスタイルで、いまフランスで最も人気のあるデザイナーの一人です。現在パリに4つある店舗のうち、彼女らしさをいちばん体感できるのが、石造りの建物が美しいヴィクトワール広場にあるお店。2フロア400㎡のスペースに、サラがデザインするインテリア雑貨や家具、照明はもちろん、彼女のお眼鏡にかなったクリエイターたちの品々もセレクト。キッチン、ダイニング、リビング、書斎、寝室、クローゼットルームが配置され、まるでサラ自身の家を訪れているような気持ちになれるコンセプトストアです。

    Maison Sarah Lavoine
    メゾン・サラ・ラヴォワンヌ
    住所:6 place des Victoires 75002 Paris
    電話:01 40 13 75 75
    営業日:月〜土 10:00〜19:00
    定休日:日
    メトロ:Bourse ②、Pyramides ⑦⑭
    https://www.maisonsarahlavoine.com

    その家の「顔」とも言うべきリビングルームには、まさにサラ・ラヴォワンヌらしさが詰まっています。目を引くのは、色づかいで空間を構築するのが得意な彼女が生み出した「サラ・ブルー」と呼ばれる色の壁とソファ。光や見る角度によってブルーにもグリーンにも見えるこの色が、リビングに落ち着きとエレガンスを与えています。このブルーに限らず、基調となる色を決め、家具やカーペットをその同系色でそろえるのは真似したいアイデア。サラがイエローやゴールドを使っているように、アクセントになるカラーも忘れずに。

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    これまたサラの代表色であるベビーピンクのふかふかのクッションと、パイピングを施したシックなソファ、ナチュラルなかごバッグの質感が、くつろぎの時間へといざなってくれます。同時に、直線的なフォルムの照明やテーブルが、甘さを引き締めています。リビングやベッドルームの隅の狭いスペースを、こんな風にアレンジしてみたいですね。

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    寝室の壁にダークカラーを使うときのお手本のようなベッドルーム。濃い色は1面にとどめ、天井や残りの壁などで白の面積を大きくとれば、「暗くなるのでは」「圧迫感が出るのでは」という心配は無用。それどころか、空間の広がりすらも感じられるほどです。穏やかな気分にしてくれるダークカラーの壁をベースに、ヘッドボードやベッドカバー、ベッドスローでカラーコーディネートを考えましょう。ちなみに、壁に飾られた、米粒をかたどった陶器のオブジェもサラ・ラヴォワンヌのデザイン。さまざまな組み合わせを楽しめます。

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    大きなチェストや作り付けの棚のあるこのスペースは、リビングとベッドルームの間に位置します。実際には、これほど余裕のあるスペースはなかなかとれないかもしれませんが、きちんと感があって美しい、見せる収納のアイデアが散りばめられています。大小さまざまなフォトフレームを一面に配置した壁にも注目。好きな写真や絵をたくさん飾り、日々の暮らしのなかでもアートを感じるのは、まさにフランス人たちが好むインテリアです。

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    インテリア雑貨を置いたり、グリーンを飾ったり、玄関やリビングの入口に置くのに最適なコンソールテーブル。出っ張った柱のせいで生まれたデッドスペースを活用するのにもぴったりのアイテムです。ランプやミラーを左右対称にディスプレイするのは王道ですが、まるで窓や額縁のように周囲だけにブルーグリーンを塗った壁にサラらしい遊びごころが感じられます。

著者プロフィール:Tricolor Parishttp://tricolorparis.com

トリコロル・パリはフランスに暮らす荻野雅代と桜井道子、ふたりの日本人からなるユニット。パリ関連のガイドブックを執筆・撮影するかたわら、2010年にスタートしたサイトにて、パリのおすすめショップやレストラン、イベント・観光情報はもちろん、フランスのニュースやパリの天気を服装で綴る「お天気カレンダー」など、独自の目線で「フランスの旬」を日々発信している。