Interior Note[フランス発]お部屋づくりに役立つ記事

フランスのお宅訪問
2018.07.19

無造作だけどおしゃれ。フランスのお宅の見せる小物使い・収納

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    【プロフィール 】

    「断捨離」という言葉が定着するほど、日本人にとっての「片付け」はいかに余分なものを減らして、すっきりとさせるかがポイントですが、フランスでは日常使うものからそうでないものまで、にぎやかに飾って素敵に「見せる収納」が一般的です。逆を言うとフランス人にとって、白い壁にミニマルなインテリアは不安な感じがするらしく、壁に絵や写真をたくさん飾ったり、棚の上にオブジェを置いたりと、隙間を埋めたくなる衝動にかられるようです。物が多いのに乱雑に見えない飾り方のコツ、ぜひ参考にしてください。

    こちらの記事(家の良さを活かしつつ 暮らしやすい空間づくりを実現するリノベーション上級者の家)で紹介した5人家族のジュリオさんのお宅のキッチン。シンプルな板で作った棚に普段から使う食器やティーポット、カッティングボードなどを置き、あとはライトやキャンドルを飾りにプラス。白やベージュ、白木といった色のトーンを合わせるのがすっきり見せるコツ。

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    Mr &Mrs Clynkという名前で活動するデザイナー夫婦が暮らす一軒家(古い家の魅力とシンプルモダンな美しさが共存するデザイナー夫婦の一軒家)のキッチン。テーブルトップ以外の白いキッチン家具はIKEAで調達したもの。 お気に入りのお皿やパン屑を集めるブラシを立てかけた奥行きの浅い棚に、デザイン性の高いイームズのハウスバードを置くことで、生活感が少し薄らぎおしゃれに見えるところがポイント。

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    子供服のデザインを手がけるクリエイター夫婦のアパルトマン(ビンテージ家具で飾られたクリエイター夫婦のアパルトマン)のキッチンは、壁に1列だけ貼ったアンティークのタイルが素朴な雰囲気を演出。柄を揃えず、同じサイズの同系色のタイルを少しずつ集めたそう。手作りの棚は、あえて奥行きを深くせず、ティーポットや時計、 陶器に入れたサボテンなど間隔を開けて置き、ごちゃっとした印象を与えない工夫をしています。

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    パリの人気パティスリーを営むパティシエ夫婦のアパルトマン。マレ地区というパリの中心地に位置し、外の喧騒が嘘のような静かな中庭に面した贅沢な空間です。古いアパルトマンを建築家に依頼してすべてリフォーム。特にこの本棚にはこだわり、床から天井まで隙間なく本で埋まるようにお願いしたそう。壁一面に並ぶ本の背表紙は、無造作に置いてあっても絵になります。

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    2番目の写真と同じ、デザイナー夫婦の一軒家(古い家の魅力とシンプルモダンな美しさが共存するデザイナー夫婦の一軒家)の2階にあるバスルーム。いつでも掃除がしやすいように、なるべく物は置かないように心がけているそうですが、畳んだタオルを入れた 編みかご2つと木のスツールをアクセントに置いて殺風景にならないようにしています。

著者プロフィール:Tricolor Parishttp://tricolorparis.com

トリコロル・パリはフランスに暮らす荻野雅代と桜井道子、ふたりの日本人からなるユニット。パリ関連のガイドブックを執筆・撮影するかたわら、2010年にスタートしたサイトにて、パリのおすすめショップやレストラン、イベント・観光情報はもちろん、フランスのニュースやパリの天気を服装で綴る「お天気カレンダー」など、独自の目線で「フランスの旬」を日々発信している。