Interior Note[フランス発]お部屋づくりに役立つ記事

【前編】モダン・クラシックな内装に魅せられる…パリ流インテリアの新しい潮流を感じさせるホテル

  • 【前編】モダン・クラシックな内装に魅せられる…パリ流インテリアの新しい潮流を感じさせるホテル

    • Google+
    • Hatena
    • Pocket
    • Line
    【プロフィール 】

    ホテル・アデル・エ・ジュールは、パリ滞在中に幾度となく足を運ぶオペラ座界隈からほど近い場所に位置する3つ星ホテル。にぎやかなポワッソニエール大通りから1分ほど歩いたところにある、静かな袋小路に面しています。オーナーのニコラさんをはじめ、ドゥ・ラットル家の皆が笑顔で迎えてくれ、家族経営らしい温かな雰囲気が漂います。最寄りメトロは8、9番線が通るグラン・ブールヴァール駅ですが、ギャラリー・ラファイエットやプランタンといったデパートまで歩いて15分ほどの距離。ここ数年で、ホテル周辺にはおしゃれなショップやおいしいレストラン、カフェがぐんと増え、今パリで注目を集めている界隈のひとつです。

    Hôtel Adèle & Jules
    ホテル・アデル・エ・ジュール
    2 et 4bis Cité Rougemont 75009 Paris
    HP:http://www.hoteladelejules.fr

    全60室の客室は、クッションやフットスローなどのベッドリネンから、カーテンや家具、壁紙にいたるまで、それぞれ異なる内装デザインが施されています。ここ最近パリで頻繁に見かけるようになった「モダン・クラシック」といった感じの大人っぽい色調と家具の組み合わせがこのホテルのインテリアの特徴です。1枚目の写真はデラックス・ルーム。フランスらしい落ち着いたトーンのグリーンをメインカラーに、オレンジの差し色をクッションやブランケットでプラスしています。ベッドのヘッドボードの背景となる壁はグリーンとブラウンのウォールペーパーで飾って空間を引き締め、窓と向かい合わせの壁は抜け感のある白のままで、狭さを感じさせない工夫をしています。

  • 【前編】モダン・クラシックな内装に魅せられる…パリ流インテリアの新しい潮流を感じさせるホテル

    屋根裏っぽい雰囲気のジュニアスイートは寒色系のインテリアが配された渋い印象の一室。ブルーとグリーンがうまく調和している秘密は、どちらもグレーがかったトーンを選んでいるから。床材のフローリングもウッド感の少ないグレーのものをチョイスすることで、部屋全体に統一感が生まれています。とはいえ、広い面積を暗い色で占めてしまうと重い印象になりがちですが、壁下部のはめ板をペールグリーンでペイントすることで部屋に爽やかさと明るさをもたらしています。

  • 【前編】モダン・クラシックな内装に魅せられる…パリ流インテリアの新しい潮流を感じさせるホテル

    こちらは暖色系で揃えた客室。限られたスペースにベッド、サイドテーブル、ソファ、スツールを上手に配置していますが、ぜひ真似したいポイントは各場所に添えられた専用の照明。ベッド横には壁に取り付けたランプ、サイドテーブルにはデスクスタンド、ソファの横にはフロアスタンドを置くことでコーナー感が強まり、狭い場所を有効に使えます。

  • 【前編】モダン・クラシックな内装に魅せられる…パリ流インテリアの新しい潮流を感じさせるホテル

    大ぶりの葉のモチーフをあしらった壁紙と、ひし形のパターンが個性的なヘッドボードが目を引くお部屋。柄に柄を掛け合わせるのはなかなか高度なテクニックですが、無地のヘッドボードを置いている他のどの部屋よりもぐんとモダンで楽しい印象になっています。大胆にモチーフで遊んでみるのもアリでしょう。グリーンとマスタード色の組み合わせも相性抜群。

  • 【前編】モダン・クラシックな内装に魅せられる…パリ流インテリアの新しい潮流を感じさせるホテル

    フットスローは、靴を履いたままベッドに横たわった時に布団を汚さないよう足元にかけられていますが、その本来の目的とは別に、ビジュアル的にも重要な役割を果たしているアイテムと言えるでしょう。どの客室も真っ白な布団カバーと枕カバーを使用し、フットスローの色や柄で変化をつけることでそれぞれ異なる表情を楽しめます。同じく、個性的なモチーフのクッションもアクセントを加える役割を果たしています。カバー類を白または無地のカラーで統一&小物で柄や色をプラスする…気軽に寝室のインテリアを変える方法として、自宅でも真似してみたいアイデアです。

著者プロフィール:Tricolor Parishttp://tricolorparis.com

トリコロル・パリはフランスに暮らす荻野雅代と桜井道子、ふたりの日本人からなるユニット。パリ関連のガイドブックを執筆・撮影するかたわら、2010年にスタートしたサイトにて、パリのおすすめショップやレストラン、イベント・観光情報はもちろん、フランスのニュースやパリの天気を服装で綴る「お天気カレンダー」など、独自の目線で「フランスの旬」を日々発信している。